にほん昔話占いで読む今月の運勢〜2024年11月の太郎と姫とおじい〜

11月
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12月

にほん昔話占いでお届けする今月の運勢。1年の運気の波と、今月がどんな時期になりそうかをご案内いたします。翌月の運勢は毎月25日に公開。

11月の運勢は？

つるのおんがえしのつう

[お目覚め期]

変化をするための行動のときです。変えたいなと感じていることがあるなら、小さなことでも動き出すとよいでしょう。なんでもないと感じていたものが、とんでもない宝に変わる可能性を秘めています。

逆に、「お目覚め期」に変化を恐れていると、周りが勝手な判断をしてしまうことがありそうです。他人の決断で後悔しないためにも、自分で決めて行動するほうがよいでしょう。変化のための成長痛をきちんと体験しましょう。

「お目覚め期」の「つう」は、流されやすい傾向にあります。人や取り巻く環境など、つい周りに合わせてしまうことがあるでしょう。決断前には自分の心ときちんと向き合う時間をとりましょう。

はなさかじいさん

[打ち出の小槌期]

停滞していた仕事が動き始めたり、片思いの人と結ばれたり、「打ち出の小槌期」は挑戦心が成功をもたらす時期です。勝ち運が強いため、知恵を絞って積極的に動くことで結果がついてくるでしょう。

また、注目度が高まり華やかな場との縁がつながります。常に身だしなみを整え、言葉遣いや振る舞いに気を配ることで、より多くの機会が巡ってくるようになるでしょう。目上からの引き立ても得られそうです。

「打ち出の小槌期」の「はなさかじいさん」は、考えたことが思った以上に形になり、嬉しい時間を過ごせるでしょう。そのため、いつもより少し気が大きくなって大胆な行動を取ることもありそうです。

きんたろう

[はたおり期]

目立たず水面下で密かに行動するほうがよいとき。挑戦したいことがあってもまだ実行には移さず、情報を集めるなど事前準備を徹底するとよいでしょう。後回しにしていることがあるなら、この時期に仕上げてしまうのもおすすめです。

この時期は密かに恋心を抱かれる可能性も。不倫や一夜限りの関係など、人には言えない恋を経験するかもしれません。

「はたおり期」は「きんたろう」にとって、来るべき機会に向けて準備するための期間。知識や技術を磨いたり、資格を取得したりするのがおすすめです。規則正しい生活を心がけ、体調も万全にしておきましょう。

かぐやひめ

[ここ掘れ期]

あれもこれもと手を広げず、何かひとつに的を絞るとよいときです。ひとつのことだけに全身全霊でとりくめば、後々望むような結果を得ることができるでしょう。根気強さが「ここ掘れ期」の鍵です。

また、家族運が良好です。家族だけでなく、身近な人々に感謝し惜しみない愛情を注ぐことで、幸運がもたらされます。自分よりも周りの幸せを考えて行動したい時期です。

「ここ掘れ期」は「かぐやひめ」にとって、基盤づくりの時期にあります。先を急ぐのではなく、まずはしっかりと足元を固めるという気持ちで物事に取り組むとよいでしょう。

ももたろう

[力くらべ期]

やる気がみなぎります。安定した現状を手放し新たな挑戦に挑みたくなる人が多いでしょう。疲れ知らずで行動できるときです。

「力くらべ期」は、家の中にいるよりは外に出て活動を。たとえ落ち込むようなことがあっても、人と会っておしゃべりをしたり笑い合ったりするうちに、明るい気持ちが戻ってくるでしょう。世界を広げるための語学の習得にも適しています。

「力くらべ期」の「ももたろう」は、すべてにおいて前向きになれそうです。たとえしんどい状況だとしても、行動を起こせば気持ちが盛り上がるでしょう。積極性が成功の扉を開く鍵です。

いっきゅうさん

[求婚期]

新たな人との縁ができやすいときです。人と会う機会が増えることで美意識が高まり、素敵な自分でいようとします。それにより人気度があがり、恋愛運も高まるでしょう。褒め言葉や贈り物をもらえる、華やかな時期です。

人の輪が広まる中で、不要な人間関係は淘汰されていきそうです。本当に必要な人は残るのでご安心を。関わる人が増えることで刺激を受け、新しい発想が湧き上がります。仕事や金運にもよい影響があるでしょう。

「求婚期」は「いっきゅうさん」にとって、とても楽しく過ごせる時期です。想定外の問題など起こらず、すべてが順調。自信が宿り、将来の夢や計画のためにどんどん行動できるでしょう。

うらしまたろう

[鬼ヶ島期]

周囲を引っ張る力が強くなります。いつも控えめな人でも、自分らしさを出せて主役級の活躍ができるでしょう。自信につながります。孤独な闘いではなく、同じ方向性や価値観を持つ仲間と大きな成果を出せるときです。威張ることなく、その場の空気をよくするために動けば、誰もが頼りにするでしょう。

恋愛面でも、自分が引っ張る方がうまくいきます。誰かの真似をするのではなく、本心からしてあげたいと思うことを実践してみて。

「鬼ヶ島期」の「うらしまたろう」は甘え上手。初対面でも警戒心を抱かせず、相手の心にすっと入り込めるようです。愛らしい人柄で、どんどん人脈が広がっていくでしょう。

さんねんねたろう

[とんち期]

理解力や問題解決能力が高まり、てきぱきと物事をこなせる時期です。驚くような提案を出して、職場で評価されるようなこともあるでしょう。非常事態とも思えることが実は好機のため、そこから何を学ぶかで大きく成長できるときです。

恋愛や遊びよりは、仕事と金運が好調な「とんち期」。将来のためにより高度な知識や技術を身に着けるべく、勉強を始めるのもよいでしょう。自分の進む道を模索するため、知識を吸収するのもおすすめです。

「とんち期」の「さんねんねたろう」は、人生を賭けた勝負に出る気配があります。仕事や結婚問題などと本気で向き合うことになりそうです。その結果、長年の問題に決着がつくことがあるでしょう。

いっすんぼうし

[竜宮城期]

今まで準備してきたことが実現化するときです。やりたいと思っていたことに挑戦すれば、楽しい出来事が次々と起こるでしょう。対人関係も良好で、約束をきちんと守ればちょうどよい立ち位置を確立できそうです。

ただ、浮かれてはめをはずしてしまう気配もあります。体調や体形が崩れたり、散財していつの間にいかお金がなくなったりすることがあるので欲に溺れないように気をつけて。

「竜宮城期」の「いっすんぼうし」は、気持ちがゆるみがちなようです。収入を当てにして散財したり、納期のぎりぎりまで仕事を放置したり。その結果、追い込まれてしまうことがあるでしょう。気を引き締めて過ごすことが必要です。

9つの運気解説

一

[はたおり期]

｢鶴の恩返し｣のつうが隠れてはたを織っていたように、あまり派手に動かず密かに物事を進めたいとき。準備期間。秘密の恋にはご用心。

二

[ここ掘れ期]

｢花咲か爺さん｣が豊かな実りを手にしたように、素直に1つを掘り進めるとき。頑張りどき。また、身近な存在に慈愛の心で善行を重ねるといいとき。

三

[力くらべ期]

｢金太郎｣が自分よりも大きな動物とも相撲をとりながら、仲間として楽しい日々を送ったように、エネルギッシュに動ける時期。活発な交流が吉。

四

[求婚期]

｢かぐや姫｣が何人もの男性から結婚を求められたように、人気が急上昇するとき。美意識や魅力も高まって、さらに人気が出るという好循環の渦に。

五

[鬼ヶ島期]

｢桃太郎｣が強い決意で鬼ヶ島へと向かったように、自信と勇気をもって行動することで前進できるとき。真心を忘れなければ、よき仲間もできるはず。

六

[とんち期]

とんち名人の｢一休さん｣のように、大きな危機も特大の好機に変えるひらめきが湧くとき。それを実行すれば、自信も実績もうなぎ上りに。

七

[竜宮城期]

｢浦島太郎｣が竜宮城で楽しく歌って踊った日々を過ごしたように、うきうきした毎日を過ごせるとき。ただし、浮かれすぎは自爆の引き金に。

八

[お目覚め期]

｢三年寝太郎｣が、3年間も横になり思案した後にむくっと起き上がり村を救う行動を取ったように、いよいよ覚醒するとき。どんな行動を起こすかは自分次第。

九

[打ち出の小槌期]

｢一寸法師｣が、鬼に食べられても腹の中から攻撃して鬼を倒し、打ち出の小槌を手にしたように、知恵ある行動で勝利を得るとき。礼儀正しさも武器に。

生田目浩美.
なまためひろみ

気学風水鑑定家、心理学研究家。風水師・成合弘氏に師事し、姓名判断・九星・風水・家相・手相など幅広く学ぶ。女性たちが持つ悩みに寄り添い、どのようにすれば楽しく前向きに生きることができるのかといったコツを伝授することから、特に女性からの支持・信頼が厚い。著書「風水できょうからプチ改名」（ペンギン書房）を通じて、新しい開運を指南し生田目流姓名判断を作り出す。自らも名前の最後に「．」を加え改名、開運している。